本来の断食は、精神修養の一環として行なわれています。
つまり断食は「苦行」であるわけで、ぷち断食とはいえどこれから行なおうと言うのであれば、まずはしっかりと気を持たなければなりません。
何しろ食欲は人間の三大欲に数えられるほど執着心があるもので、栄養が足りなければ生命の危機が生じるため、断食に入ると脳は盛んに食欲を刺激するシグナルを発するようになります。
そうした欲求を和らげるために、断食中は水やお茶などを大目に飲むなどの緩和策を講じますが、なかなかそれで収まるものではありません。
最終的には求められるのは心の強さであり、そうしたところを持ち合わせていない方は、はじめからぷち断食は行なわない方が良いといえます。