断食中の食事は、準備期間中に行なってきた「低カロリー化・少量化」により、かなり質素な内容になっています。
ただ質素ではあるものの、身体に必要な栄養素はしっかり摂取しておく必要があるので、野菜を種類が多く豊富にして、脂分が少ない魚をタンパク源として多用する必要があります。
また断食中で空腹ではありますが、食事が出たとたん一気に流し込むのではなく、口の中に入れたら普段より噛む回数を倍以上に増やして、ゆっくり落ち着いて食べるようにしましょう。
あごを使いゆっくりと栄養を取り込むことで、胃や脳は充分な食物を得られたと錯覚して、少ない量でも満足感を得る事ができます。
なお断食中は運動ができないため汗をかく機会が少なく、特に冬場は塩分を過剰に摂取しないように気をつけましょう。